SEOは業者に頼むのではなく、自分でやるもの

先日、とある会社でウェブ相談を受けているときに、こんな発言がありました。

「あそこの会社は専門業者に依頼してSEOやっているから、検索上位に出てきてるんです。」

「...業者に頼んでSEOをやっている...」
最初聞いた時はよく聞かれるな話だなと思うとともに、少し違和感を感じました。
SEOサービスが間違って認識されている。こうを感じました。
そもそもSEOとは、Search Engine Optimizationの略で、検索エンジンの仕様に最適化させることを意味します。上位表示させるとか、何位に表示されるといった事は、SEOを行った後の結果のことであり、サービス自体の内容とは少し違います。しかし、広く一般的に認識されているSEOは、何位に表示するために業者に依頼することということを指していると思います。
一昔前(5〜6年前位でしょうか)は、上位に表示するために専門業者に丸投げするSEOが大流行りでした。
でも、今現在そういったSEOを利用している方はほとんどいないと思っていましたが、よくわからないままに、よくわからないことを、自分のホームページにされることをSEOだと思っている方が、まだまだたくさんいるんだなと感じました。
よくわからない人に、専門用語を羅列して、都合の良い事ばかりを並び立てて、サービスを利用させる。こういったサービスとも言えなことをおこなっている会社がまだまだいることに驚いています。よくわからない人には正しい認識を教え、メリットとデメリットを共にお話しし、納得していただいた上でサービスを提供することが普通なのではないかなと感じます。
SEOは、まず専門業者にホームページが正しい仕様で構築されているかをチェックしてもらい、改善を行う。次に自らの手でユーザが求めているものは何かを、アクセス解析や実際の営業活動でのヒアリングから把握して、コンテンツを追加していく。そして、さらにアクセス解析を行い、コンテンツを追加していく。
これがSEOです。
SEOとは、現実における単なる営業活動や接客と同じです。
ユーザが求めているものを調査し、提案する。提案の場で出た質問に的確に返答していく。
接客を行う場合でも同じです。お客様が質問したことに対して的確に提案する。
そして、サービスの申し込みや商品の購入へとつなげていく。
現実では、ごく当たり前のことで、誰もが違和感なく行っていることだと思います。
しかしデジタルになると、これが大きく変わってきます。
自社のことをほとんど理解していない業者に丸投げして終わり。です。
そんな営業活動や接客は、ほぼ存在しないと思います。
お客さんに対して行う自社サービスの説明や自店舗での商品の説明を、業者に丸投げしている。こんなところあるんでしょうか?
現実ではほとんど見られないケースですが、デジタルではまだまだ多くの人がそういった取り組みでウェブ上の接客を行っています。
少しの認識違いや、古い情報を鵜呑みにしたままで、ホームページの集客に取り組もうとすると良くないサービスを選んでしまうケースがあると感じました。
ネットの中は変革のスピードがとても速く、従来通用していたサービスも数年で時代遅れの古いものとなってしまいます。単に時代遅れであれば良いのですが、その手法がスパム(推奨されないグレーな方法)たなっていれば、ホームページに集客することを目的として始めたことが、検索エンジンから手動対策をとられてしまい、全く検索しても出てこないような状況に陥ってしまうかもしれません。
ネット集客で、よくわからないことや何が正しい手法なのかを見極めていく事は、業界に属している人間以外にはとても難しいことだと思います。正しい判断を行うためには、新しい情報を常に入手し続けて、正しい認識を持ち続ける必要があります。
そのためには、自社のホームページを管理してくれているホームページ制作会社さんや信頼できるウェブコンサルタントと定期的に打ち合わせを行う必要があります。
あなたは正しい認識で自社のホームページを正しい手法で集客できていますか?
当社は、ウェブコンサルティングサービスを通じて、正しいネットの知識と的確な集客手法を提案しています。それは、通常のウェブコンサルティングプランでも、相談顧問サービスでも、無料ウェブコンサルティングプランでも同じです。
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