業界大手のwebサイトを真似てはいけない理由

ホームページを新しく作る時やリニューアルする時なんかは、どんなサイトにしたいかを制作会社に伝えるために参考サイトをいくつかピックアップしたりしますよね。この時、業界大手のサイトを指す時が多くないですか?
これ、ちょっと危険です。

真似てはいけない理由

何が危険なのかという理由はいくつかあります。
  • 資金力が違う
  • 運用体制が違う
  • 企画・戦略が違う

資金力が違う

最大の理由はこれです。
初期構築費用においても、運用費用においても、集客時の広告予算においても、桁違いの金額が投下されており、あらゆる点において差がついてしまいます。
初期構築においては、見た目ではないスペックやCMSの性能なので圧倒的な差がつきます。運用費用では、自分たちで運用せずにプロ(制作会社)に丸投げできます。 ウェブ広告に関しては、検索エンジン対策など一切無視しても充分に集客できるほどの広告費用を毎月投下できます。

運用体制が違う

運用体制でも資金力で差がつきます。
サイトの運用もプロ(制作会社)には丸投げできる予算があるので、細かい運用はプロに任せる。自分たちは大きな指針を示し、プロに結果を求めていけば良い。
しかし、社内の小規模体制でコツコツ運用していく中小のホームページでは、自分たちだけで運用していかなければならないことやプロと比べてテクニック・経験値がちがうので、業界大手が運用している運用や集客の手法をそのまま実行することはできません。お勧めできません。

企画・戦略と効果

何のためにウェブサイトを構築したのか、どういった目標を達成するために必要なものなのかなど、事業を拡大していくための企画や戦略がきちっと決まっていて、さらに運用をプロに任せられるので効果も出やすい。
初期構築時のデザインやレイアウト、CMSの機能などは、企画と戦略に基づき、それを実現するために設計・構築されているので、中小のホームページが企画や戦略もなく、ただ単にデザインを真似るのはこちらの場合でも無意味です。

まとめ

参考サイトはデザインの参考だけで示されることが多いですが、業界大手のウェブデザインはスペックやCMSの機能が連動していることが多く、キレイ・カッコいいだけで作られているわけではありません。
なので、デザインは雰囲気やテイストを参考にする程度にして、深く追いすぎるのはスペックやCMSの機能が連動していないと無意味なものになってしまします。
ネット内の事はよくわからないので、ホームページに関してもどうしていいかわからず、とりあえず業界大手がやってることを真似とけば間違いないのかな的に判断しているように思います。
参考サイトとして活用するのは、デザインのテイストやユーザからどのように見られたいかというビジュアルの面だけにしておき、機能やスペック・結果などを同等に求めるのは無理です。
ウェブサイトは、表側のデザインと裏側のスペックが両方成り立たないと、機能が発揮できず、結果に結びつきません。
なので、業界大手は業界大手なりのやり方、中小は中小のやり方があるので、何もかもそのまま真似ると言うのはやめましょう。
当社では、あなたの会社やお店にあった方法で、ホームページ制作のご提案web集客のご提案を行っています。
業界大手をただ単に真似るような無意味なことはやめて、御社の予算や運用体制になった方法で、確実に集客していきませんか?
ご相談はいつでもお気軽に。
お待ちしています。